会社概要

特色

1.特注対応
お客様から「こんなカメラは作れないか?」との要望があればミルス・システムズの豊富な実績から蓄積した経験と技術を活かして要望に応えます。
原子力発電所向けの「カメラ」や「照明」などの開発はこんなところからスタートしました。

2.短納期(立案、設計から製造、修理まで)
突然予期せぬ問題が発生して、点検調査のために大至急「こんな性能、形状のカメラが欲しい」との要望が多々あります。
ミルス・システムズでは比較的小さい会社規模と多くの納入経験により蓄積した技術を活かし、小回りの効く工程管理の徹底により短納期を実現しています。

3.新技術へのアンテナ
国内外を問わず、常にいろいろな業種にアンテナを伸ばし、「この技術はカメラに応用できないか?」など自社販売製品への技術導入に努力しています。

4. 他社にはない製品を造る(ニッチ)
他社が作らないような特殊なカメラを小ロットで対応することを得意としています。
例えば・・・ヘッド分離型カメラ「ミニカメラ」やフルHDカメラ「MAS-17HD」、「MC-12HD」、水中カメラです。
ミニカメラはカメラヘッド外径Φ17mm、Φ12mm、Φ8.8mm。
フルHDのMAS-17HDはΦ17mm、MC-12HDはΦ12mmの極細径を実現しました。
産業用設備や加工マシンも小型、複雑化が進んでいます。カメラを取り付けるスペースも最小限に限られてきており、一般的な一体型構造のカメラでは大き過ぎて設置が困難です。
ミルス・システムズの小型カメラはヘッド分離技術(イメージセンサーと回路を長いケーブルで分離して、カメラヘッドにはイメージセンサーとレンズ、最低限の電気回路を搭載)により「細く」、「短く」、「ケーブルが長い」特殊なカメラ構造を実現しているため、狭いスペースへの設置が容易に行なえます。
ケーブルが長い利点はカメラヘッドの設置の自由度が向上することです。もちろん長いケーブルの先のカメラは手元のコントローラで操作することができます。
人間が入れないエリア(水中、危険、狭い、など)にカメラを設置・投入して、安全な場所からコントロールするような用途向けとして原子力関連や警察をはじめ、多くの分野で採用されています。

小型カメラや工業用内視鏡の分野(特にCCD製品)においては部材の製造中止等により撤退する会社が増えてきている状況ですが、この技術はミルス・システムズが最も得意とする分野であるため、今後、部材確保など厳しい面も予想されますが、都度最新の状況を判断しながら修理も含め、慎重に対応していきます。

このヘッド分離技術は、小型カメラ、工業用内視鏡をはじめ、耐放射線カメラなど、多くの自社販売製品に活用されています。
ミルス・システムズとしてはCCD製品の置き換え商品として、ヘッド分離構造の小型フルHDカメラ(Φ17mm、Φ12mm)やCMOSイメージセンサーの工業用内視鏡等、フルハイビジョンの高画質で小型のカメラ製品を広い分野に向けて積極的に展開していきます。

5.ご提案
カメラだけではなく、周辺機器(TVモニター、照明、光源装置、画像記録装置など)も含めて最適なカメラシステムをご提案致します。
ミルス・システムズの社名の由来はここから来ています。
カメラで「見る」・「システム」として提案 → 「ミル」・「システム」 → 「ミルス・システムズ」

主な納入先
□電力、エネルギー(原子力発電所、研究機構、核燃料再処理施設、ガスなど)
□官公庁(警察、税関、消防、県庁、防衛省など)
□一般産業(自動車、鉄道、宇宙、航空機 、船舶、プラント、精密加工、鋳物、配管設備、ビルメンテナンス、インフラ点検、橋梁等の構造物、研究開発など)
□海外(おもに東南アジア 中国、韓国)
□大学、教育、研究機関
□番組製作、映像製作関連
□セキュリティ、監視カメラ